職員インタビューstaff interview

訪問看護ステーション あさひだい

野口 知子

正看護師2006年入職

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01自己紹介

訪問看護あさひだいで看護師として働いています。訪問看護ステーションあさひだい開設時に入職し、間もなく5年となります。以前、病棟勤務をしていた頃は、医師からの指示を受け、少しでも早く効率的に、間違いや失敗のないように自分の仕事を終わらせる、という気持ちで毎日仕事をしていました。自分の仕事を時間内に終わらせなければならない、夜勤の勤務者にスムーズに引き継がなければならないという思いが強く、患者さんのためにどうすることが一番良いかを考える余裕がありませんでした。患者さんの話を聞いていても次の業務が気になって、少しずつ離れながら話を切り上げていた記憶があります。今、考えると大変失礼な態度をとっていました。本当は、一人一人と落ち着いて話がしたい、もう少し時間をかけて丁寧にケアをしたいとずっと思っていました。訪問中は、その利用者様のための時間です。自宅にいることでリラックスでき、気持ちや感情を表に出しやすくなります。雑談を交えながら、今何を必要としているか、何が一番困っているか、今後どのようにしていきたいか、など様々な訴えを聞きケアができます。自分のやりたいことはこれだと思い、訪問看護の仕事を選びました。訪問看護ステーションあさひだいでは、療養生活を送っている利用者様の自宅を訪問し、主治医の指示のもと、症状のチェック、清潔ケア(清拭、洗髪、足浴、入浴介助など)、排泄介助、医療処置、内服薬の管理、褥瘡の予防・処置、在宅での看取り、家族への介護支援・相談、リハビリなどを行っています。

02 訪問看護ステーションあさひだいの いいところは?

現在、看護師11名、リハビリスタッフ3名、事務職員1名の計15名が働いています。職場は明るく、笑顔があふれ、スタッフがお互いを尊重し認め合って働いています。看護師間での必要な情報交換や情報の共有はもちろんですが、リハビリスタッフや事務職員とも積極的にコミュニケーションをとり、情報交換しています。スタッフ全体で統一する必要がある利用者様への対応や言動などは、早急に全員に伝達し、必要ならば早期に話し合うことができます。

仕事上で何かトラブルがあった時は全体で話し合い、解決するためにそれぞれが意見を出し合います。経験を積んだスタッフが多くいるため、たくさんの解決案が出るため、困った時には支えてくれるスタッフが必ずいるという安心感がありとても心強いです。訪問看護が大好きな人達の集まりで、情熱をもって仕事をしているチームです。それぞれが利用者様のことを第一に考え、最も良いサービスを提供しようとしています。

03これからの目標

訪問看護という仕事を多くの人に知ってほしいと思います。残念なことに、訪問看護サービスの存在自体を知らない方が多く、看護が必要な方にも十分に利用されていないなど地域からの認知度はまだまだ低い状態です。地域での他職種との意見交換や、研修などで地域医療の知識を深めたり、医療者がもっと社会貢献することも重要だと考えています。地域住民が安心して暮らせる街づくりにもつながると思います。家族と一緒にいたい、自宅で今までのように生活したい、最期まで自宅にいたいという利用者宅を訪問し、安心して穏やかに過ごせるように支援していきます。一人一人の大切な人生を最期までその人らしく生きていけるように支えていければと思います。訪問看護を通じて地域で生活する人達が積極的に医療機関と関わっていくことができ、訪問看護をもっと身近に感じていただけたらと思います。

04 仕事をする上で、気を付けていること、 こだわっていることは?

「自宅にいながら病院と変わらないケアや処置が受けられる。訪問看護が来ると安心できる。また来てほしい。」と利用者様、そのご家族に感じていいただければと思います。訪問看護が、介護のパートナーとして共にいるという感覚をご家族に持っていただくことが重要だと思います。そのためには、利用者様ご本人、そのご家族と向き合って、それぞれの思いを受け止め理解し、何度も話し合う必要があります。特に、自宅での看取りでは、経過を伴って変化する症状や身体的苦痛をご家族と一緒に支えていきます。ご本人の苦痛を緩和することを一番に考えて常に寄り添い、症状が進むにつれて出てくるであろう心の揺らぎに苦悩するご家族にも寄り添いながら、私達ができることを心を込めて一つ一丁寧に行うようにしています。

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介護老人保健施設ゆうゆう

鮏川 由美

正看護師2006年入職

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01自己紹介

小さい頃は、お花屋さんや幼稚園の先生になりたいと思っていたような記憶がありますが、将来何になりたいか、何がしたいかを職業として考える時期には、自然と看護師になりたいという目標を抱いていました。それは、看護師をしている親類の存在が、看護師という職業を身近に感じるきっかけとなったのだと思います。目標となってから、看護体験に参加しました。その時に出会った看護師さんの優しく明るい雰囲気と、大変な仕事の中にも患者様に寄り添う笑顔、そして、ナース服のカッコよさを目の当たりにし、さらに看護師になりたいという思いが強くなりました。介護老人保健施設ゆうゆう開設から24年、欅会に運営が変わってから3年目となります。現在は、介護老人保健施設ゆうゆうの通所リハビリテーションに所属し、利用者様の血圧や体温など、体調を把握し、体調の変化・不安がある際は医師に相談・指示を受けながら、安全に安心してリハビリを行うことができるようケアしています。主な内容は、健康状態の確認や必要と判断される医療行為です。また、疾患による症状の変化、日常生活での困りごとなど、早期に対応できるよう各職種との連携をとっています。

02介護老人保健施設ゆうゆうのいいところは?

スタッフが元気で、明るく、気持ちよく挨拶ができます。そして、他職種連携で、それぞれの専門性を発揮し、その人らしさを大切に考えて、利用者様・そのご家族をサポートしています。利用者様一人一人の目標に応じて、質の高い看護、介護技術の提供ができます。

03これからの目標

老健ゆうゆうの通所リハビリテーションに配属されてから3年目になります。看護師として疾患からの症状をみるだけでなく、ゆうゆうに通う事で心も体も元気になる、元気になったと思っていただけるよう、そして、地域の方々とも密接な関係を構築し、ゆうゆうに行けば大丈夫、安心だねと言っていただけるような通所リハビリテーションにしたいです。

04 仕事をする上で、気を付けていること、 やりがいは?

気を付けていることは、患者様、職員同士のあいさつ、声掛けを大切にし、積極的にコミュニケーションを図るようにしています。こだわっていることは、常に整理整頓をし、仕事に取り組みやすい環境を作るよう心掛けています。

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旭台病院

市川 貴幸

看護助手2006年入職

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01自己紹介

元々は、幼児体育の先生をしていましたが、人と関わることが好きで、おばあちゃん子でもあったため、介護に興味を持ち転職しました。欅会に入職し、5年になります。介護職としては、20年目になりました。旭台病院に所属し、患者様の身体介護(食事、排泄、清潔保持)を中心に看護師と共にケアを行っています。

02欅会または所属事業所のいいところ

欅会では、病院、介護施設、在宅と様々な分野があり、医療・介護の連携が図ることができ、地域との関わりが持てるところです。そして私自身、3人の子育てをする父親ですが(今夏に4人目が生まれます)、職場の理解もあり、共働きでも働きやすい環境となっています。

03これからの目標

研修などに積極的に参加し、スキルアップを図り、介護士としても人としても、さらに成長していきたいです。

04 仕事をする上で、気を付けていること、 こだわっていることは?

気を付けていることは、患者様、職員同士のあいさつ、声掛けを大切にし、積極的にコミュニケーションを図るようにしています。こだわっていることは、常に整理整頓をし、仕事に取り組みやすい環境を作るよう心掛けています。

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介護老人保健施設ゆうゆう

山口 直輝

理学療法士2006年入職

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01自己紹介

高校時代は、部活動に明け暮れ、引退した直後に何をしたいか考えたところ、「人の役に立つことができる仕事」「手に職がつけられる仕事」という漠然とした考えでした。そこで担任の先生からすすめられ、医療系の専門学校のオープンキャンパスに参加しました。今までの勉強とは違った「カラダ」の仕組みを勉強することで、「ヒト」を支える仕事である理学療法士に興味を持ちました。2014年に国家資格を取得し、総合病院で6年間勤務しました。その後、2020年から欅会で通所リハビリ業務に従事しています。

02介護老人保健施設ゆうゆうのいいところは?

リハビリ専門職は6名と少数ですが、少数であるからこそ、利用者様の情報共有がとてもスムーズです。また、一人の利用者様に対して複数の専門職がそれぞれの視点から意見が言い合える環境も、それが良い刺激となって、日々の業務に活かしていくことができます。

利用者様一人一人と向き合う時間も多く、利用者様から多くの刺激を受けることができます。

03これからの目標

2023年3月から短時間リハビリの枠を新設しました。「デイケアやデイサービスは…」と敬遠されていた方々にも利用していただけるようなサービスを提供できるようにしていきたいと考えています。重点的なリハビリを遂行することで、医療リハビリ終了後の身体機能の低下を予防し、利用者様一人一人の目標に合わせたリハビリを実施していきたいと思います。地域の皆様から「ゆうゆう」を選んでいただけるように、日々の業務を丁寧かつ迅速に対応させていただきます。

04 仕事をする上で、気を付けていること、 こだわっていることは?

リハビリをする上で、結果はもちろんですが、その人らしい生活や暮らしに興味を持ち、ご家族にもお話を聞きながら関わらせていただくことを意識しています。自宅での生活を伺うと、環境やサービスの整った施設内と違い、家族一人一人に役割があり、その上で、在宅生活を送っている方が多い印象を受けています。また、「病院ではできていたんだけど…」と在宅復帰後に生活場面でその動作を行うと、お一人では難しい方もいらっしゃいます。ゆうゆうの通所リハビリを利用することで、以前の生活や自宅での自身の役割などを継続して行える・再獲得できる関わりができるセラピストを目指して日々業務にあたっています。

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訪問看護ステーション あさひだい

大野 静佳

作業療法士2006年入職

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01自己紹介

幼いころから祖父母と暮らし、そういった世代の方との交流が多い中で過ごしてきた影響もあり、物心ついた頃から、介護や福祉で働くことを夢見るようになりました。学生時代に自分が骨折のけがをし、リハビリテーションを受けたことがきっかけで、現在の作業療法士という仕事を志すようになりました。介護老人保健施設ゆうゆうで実習をさせていただき、療法士として働く先輩の姿を見て、この法人へ就職を希望しました。「これまでお世話になった地域の方々に恩返しがしたい」という思いを面接で話したことを今でも覚えています。介護老人保健施設ゆうゆうで通所、短期入所、入所リハビリテーションに約8年間従事し、その後訪問看護ステーションあさひだい所属の作業療法士となって7年目になりました。作業療法士2名と理学療法士1名が訪問しています。病気やけが、老化による体力低下でお困りの方や、退院直後で生活に不安のある方、寝たきりになる心配のある方、進行性の難病や末期がんなどで在宅での緩和ケアを望まれる方、その他重度障害を有する方にも対応しています。機能回復だけでなく、利用者様が安心・安全にその人らしい暮らしが継続できるように、また、ご家族の身体的精神的負担を軽減できるように、状態・ご希望に合わせたリハビリテーションを提供しています。

02 訪問看護ステーションあさひだいの いいところは?

地域の皆様のおかげで、今年で5年目を迎えることができました。5年が経過した現在も、スタッフの思いは変わらず「最期までその方らしく生活できること」を大切に、医療・福祉の支援ができる専門職チームでありたいと思っております。

病気になる以前と病気やケガをされてからの現在・未来との自分を比べると、変わってしまうことも少なくない現状があることと思います。しかし、現在とこれからの自分が「どこで・誰と・どのように過ごして生き、どのように生ききりたいか」を考えることをあきらめて欲しくありません。常に利用者様やご家族・ご支援者方々と対話をしながら、さまざまな選択をできるよう日々学びを深めています。

03これからの目標

日々、利用者様との関わりを通して、身体の機能評価など根拠に基づく評価と、生活史やその方を取り巻くご家族やご友人との関係、考え方など、個別性に基づいた評価とのバランスを取りながら関わることの重要性を感じています。専門性に基づいた「命」の評価と、ものがたり的理解を基にした「いのち」の評価と呼ばれ、どちらもリハビリテーションにおける重要な視点です。そのために、その方やご家族がこれまでどのような人生を歩まれてきたか・どのようなことを大事にしてきたか、何が好きで何が嫌いか、どのようなことに生きがいを感じていたかなど、現在に至るまでのその方の人生を深く掘り下げて教えていただくことを大事にしています。リハビリテーション実施中は、1対1で関わらせていただく時間が長いため、ご本人が普段はなかなか言い出せない想いや、これまでの人生の出来事を話してくださることがあります。また、目標を達成し訪問リハビリテーションを卒業される時や、入院や施設への入所などで生活の場が変わる場合には、身体的な機能と合わせて、そうして見せていただいた人生の思い出の節々や想いの欠片を、一緒に橋渡しする役割にもなっていけたらと考えています。

04 仕事をする上で、気を付けていること、 こだわっていることは?

リハビリテーションの主人公は、病気やケガなどにより心身に不自由を感じられているご、利用者様ご本人であること。私たち医療・福祉の専門家は、利用者様やそのご家族が、主体的に人生を歩んでいただけるように支援する役割であると考えています。リハビリテーションと聞くと「元の身体や生活に戻るために頑張ること」をイメージされる方も多いと思いますが、リハビリテーション(Rehabilitation)は、re(再び、戻す)とhabilis(適した、ふさわしい)という単語から成り立っています。つまり、単なる機能回復だけではなく、「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションと言われています。普段の訪問リハビリテーションでも、もちろん身体的な機能を向上するための運動も実施していますが、その時に大事にしていることは、「何のために行うか?」ということです。実施する内容は、身体の柔軟性を維持するための関節の可動域運動や筋力トレーニング、起立や歩行の練習・トイレや入浴など生活動作の練習・趣味活動など、その方お一人お一人の目標に合わせて様々です。その先には常に「ご本人がどのような生活を送りたいか」という目標があり、ご本人やご家族、他職種の方々とその目標に向かって共有意識を持つことを心がけています。

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特別養護老人ホームのぞみ

服部 正宜

介護福祉士2006年入職

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01自己紹介

入職して18年目になります。のぞみの介護課に所属して日々、利用者様の生活の支援を行っています。

02やりがいは?

利用者様やそのご家族と密に関わる職種であるため、人間関係が豊かで、感謝されることが多くやりがいを感じます。そして介護職は、高齢者や障害者など、生活の支援を必要とする人々を支える仕事です。そのため、利用者様とのコミュニケーションの中で、その人の生きる力を引き出し、寄り添い、支援することが求められます。

自分が支援したことで、改善された症状や喜びの声をいただけること、また、利用者様やご家族の生活が変わっていく様子を見ることができることにも、とてもやりがいを感じます。

03これからの目標

よりよい介護サービスを提供できるよう、新しい介護技術やICT、IOTの活用法を学ぶことが重要であると考えています。そのために、常に学んでいく姿勢を大切にしたいと思います。

04 仕事をする上で、気を付けていること、 こだわっていることは?

(1)利用者様の個性を尊重すること

介護の仕事において、利用者様一人一人の個性を尊重することが非常に大切です。そのため、利用者様の生活習慣や好み、性格などを把握し、その方にあったケアを提供することを心掛けています。

(2)安全性を確保すること

介護の現場では、利用者様の安全性を確保することが大切です。転倒や事故のリスクがある場合には、利用者様やそのご家族と相談し、できる限り安全な環境を整えることを心掛けています。また、感染症対策や清潔な環境づくりにも配慮し、利用者様の健康を守っています。

(3)コミュニケーションを大切にすること

利用者様やそのご家族とは、できるだけ頻繁にコミュニケーションを取りながら、利用者様が自分らしい生活を送れるように支援しています。また、チーム内でも円滑なコミュニケーションを図り、より良いケアを提供することを心掛けています。

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介護老人保健施設ゆうゆう

古木 あすか

介護福祉士2010年入職

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01自己紹介

私は介護老人保健施設ゆうゆうに所属しており、入職して丸12年が経ちました。介護福祉士として、現在2階フロアで働いております。業務としては、入所されている利用者様ご自身では難しいところ(食事、排泄、移乗、移動、入浴介助など)のお手伝いさせていただいております。

02やりがいは?

利用者様と関わりを持つ中で、「ありがとう」という言葉を言っていただけた時にやりがいを感じます。また、「今日は、あなたがいてくれてよかった」という言葉をいただけた時は、とても嬉しく、介護の仕事をやっていて良かったと感じました。

03欅会または所属事業所のいいところ

子供が小学生になるまで、育児短時間制度を利用することができます。家庭と仕事を両立する立場としてはとてもありがたく、働きやすい制度だと思います。また、上司がとても優しく、色々なことを相談しやすい事業所です。

04 仕事をする上で、気を付けていること、 こだわっていることは?

利用者様に笑顔で接することを心掛けております。関わる中で笑顔が見られないと、利用者様に心配をかけてしまったり、不安な気持ちにさせてしまいます。利用者様にはゆうゆうで安心して生活していただきたいので、笑顔で接するようにしております。

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特別養護老人ホームのぞみ

大和田 智美

生活相談員2006年入職

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01自己紹介

私は特別養護老人ホームのぞみに入職して11年になります。入職後は、介護職員として現場で働いていましたが、現在は入所とショートステイの生活相談員として働いています。生活相談員の仕事については自身で大まかに分かっていても、実際に相談・調整することは難しく、知識不足もあり、当初は不安でしたが、上司が丁寧に業務を教えてくださいました。相談員の仕事は、施設の窓口、顔として大きな役割を担っており、利用者やご家族にとって、入所相談の最初の相手となります。また、入所後も悩みや相談ごとをいただきます。もちろん、相談員1人では解決はできず、介護職員や看護職員、管理栄養士等多職種で連携し、関わり、利用者が生活しやすい環境となるように調整を行なっています。また、他にも地域との交流やショートステイの利用調整、実習やボランティアの受け入れ対応など多岐にわたります。

02やりがいは?

利用者様やご家族と直接やり取りをすることが多いので、「ありがとう」の言葉をいただくことも多く、調整が困難なことであっても、やって良かったと充実感が大きく、やりがいも感じます。介護は大変、きついというマイナスのイメージが大きく、確かに大変ではありますが、人の温かさや優しさも同じだけ感じられる世界だと思います。

また、介護支援専門員や医療関係者、様々な職種の方たちとも関わり、その度に新しい知識や経験を積み、スキルアップにも繋がる職種だと思います。

03印象的なエピソードは?

のぞみで働いていて印象的なのは、「看取り」です。最期の時間までのぞみで過ごしていただく利用者様の方は多くいらっしゃいます。これまでの日常と変わらず、安心して食事をし、お風呂に入り、知っている職員や利用者様の顔を見ながら安心して過ごしていただいております。どのような食事であれば召し上がれるか、どのような音楽が好きで穏やかに過ごしていただけるか、職員一同でケアにあたり、ご家族にも利用者様の状態をお伝えしながら面会していただいております。ご家族からは、「ここで看取れて良かった、安心できた」との言葉をいただくこともあり、私も共に過ごす事ができて良かったと毎回思っています。

04仕事をする上で、気を付けていることは?

新型コロナ感染症が流行したことで、入所者様とご家族が会う機会が減ってしまい、どのように過ごされているのかご家族はとても心配されています。のぞみでは感染対策を行い制限のある中ですが、直接面会が行なえるように環境を整えています。短い時間の中でどのように過ごされているか、日常のエピソードを交えながらご家族へお伝えし、少しでも安心していただけるよう心掛けています。

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